里海隊
ご当地グルメ

かわはぎの串揚げ (愛南町)

釣りファンにも人気の魚を商品化
かわはぎの串揚げ(てんぷら)
かわはぎの串揚げ(フライ)釣りファンにも人気のカワハギ自家製の仕掛けカゴ漁師でもある千尋丸の店主・平田さん
かわはぎの串揚げ(てんぷら)

愛南町産のアオサ、ヒジキとともに

愛南町といえば、真鯛やブリなどが全国的にも有名だが、カワハギも多く獲れることをご存じだろうか。1年を通して水揚げされ、県内外から多くの釣りファンが足しげく訪れることでも知られる。リアス式海岸沿いに走る県道292号から見渡せる波穏やかな内海がカワハギの生息地。グルメイベントなどで出店している『千尋丸』は、新鮮な白身を加工して『かわはぎの串揚げ』を販売している。

店主の平田さんは「ウチでは獲れたばかりのカワハギをすぐに処理している。この味は他ではマネできません」と自信をもって提供している。本業は漁師で、針金などでつくった自家製のカゴを沖合に仕掛けてカワハギ漁をしている。水揚げ後、すぐに加工場で下処理。皮をはいだ後、白身をさばいて串に刺し、冷凍保存する。イベント会場で、いつでもお客さんの前で揚げられるようにしている。

天ぷらは塩コショウで味付けし、まわりには愛南町で獲れたアオサ、ヒジキをまぶした2種類。揚げたてなので、身がホクホクしていて柔らかい。アオサ味はひと口噛むと、磯の風味が口のなかに広がる。キツネ色にこんがり揚がったフライは身がムチムチしていて、塩コショウが効いているので、そのまま食べてもうま味十分。調味料はトンカツソースやタルタルソースで楽しめる。

グルメフェスタで奨励賞を受賞

『平田鮮魚』を経営する平田さんは2012年のグルメイベントで初出店。当初は三枚おろしにしたカワハギを販売していたが、お客さんの反応はあまりよくなかった。「どういうふうにすれば食べやすいか」と孝子夫人と話し合い、気軽に食べられる串揚げを提供。すると、買い求めるお客さんが増え、いまでは「これを食べるために来た」と遠方からのリピーターもいるという。2012年の「あいなん&四国B級ご当地グルメフェスタ」では「四B連奨励賞」を受賞した。

屋号の『千尋丸』は息子さんの名前が由来。アットホームな雰囲気も人気の秘密なのかもしれない。平田さんは「このカワハギを食べたら、他の魚を食べられなくなりますよ」と笑った。1本200円というお手ごろな価格もうれしい。うま味をギュッと詰め込んだ『かわはぎの串揚げ』を食べれば、やみつきになること間違いなしだ。
ここに注目!
串揚げだけでなく「カワハギの唐揚げ」も人気メニューのひとつ。ヒレをつけたままカリカリに揚げており、身がむっちりと締まっている。まるでフライドチキンを食べているような錯覚に陥る。1パック300円。
商品データ カワハギ、ヒジキ、アオサ他
店舗名 千尋丸(平田鮮魚)
住所 愛媛県南宇和郡愛南町油袋422
営業時間 不定
定休日 不定休
TEL 0895-73-8077
FAX 0895-73-8077
URL
その他 店舗はかまえていないため、イベントのみの出店・販売

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