里山隊
アルコール
七折小梅梅酒 (松山市)
高縄山の湧ケ淵の水を使用
国道317号を松山市内から今治市方面へ向かうと、石手川を挟んで「蔵元の梅酒」と大きく書かれた建物が見えてくる。岩堰(いわぜき)と呼ばれるこのあたりは、堅い岩盤を切り開いてつくられた場所。荒々しい岩肌が複雑な水流をつくり、見るものを楽しませる。
「飲む人、造る人、売る人、全ての人に栄光あれ」と願いを込めて命名された『栄光酒造』は1897年創業。これまでに『新酒鑑評会』で最高位金賞をたびたび受賞しており、伊予を代表する地酒の蔵元である。長きに渡って愛される理由について、専務の清水さんは「とにかく真面目にやってきました」と説明してくれた。そして、「梅酒が何万リットルも入るようなタンクがこれだけある蔵って愛媛では他にないんですよ」と言うように、大規模な貯蔵施設を保有。室温は保管する酒類によって部屋ごとに分けて貯蔵。水は高縄山系の『湧ヶ淵』の名水を使用し、米は最高級の『山田錦』と『松山三井(まつやまみい)』『八反錦』を自社で精米しているのも強みである。
「飲む人、造る人、売る人、全ての人に栄光あれ」と願いを込めて命名された『栄光酒造』は1897年創業。これまでに『新酒鑑評会』で最高位金賞をたびたび受賞しており、伊予を代表する地酒の蔵元である。長きに渡って愛される理由について、専務の清水さんは「とにかく真面目にやってきました」と説明してくれた。そして、「梅酒が何万リットルも入るようなタンクがこれだけある蔵って愛媛では他にないんですよ」と言うように、大規模な貯蔵施設を保有。室温は保管する酒類によって部屋ごとに分けて貯蔵。水は高縄山系の『湧ヶ淵』の名水を使用し、米は最高級の『山田錦』と『松山三井(まつやまみい)』『八反錦』を自社で精米しているのも強みである。
梅の風味を凝縮した上品な味わい
1999年頃から製造に着手した梅酒は『栄光酒造』の看板商品のひとつとなり、同時に梅酒をつくる蔵元のパイオニア的な存在にもなった。2008年には砥部町の特産品『七折小梅(ななおれこうめ)』を本格米焼酎と湧ケ淵の名水で仕込んだ『七折小梅梅酒』が誕生した。
七折小梅は品質の高さから「青いダイヤ」とも呼ばれており、種が小さく、果肉が多いのが特徴。酸っぱさが少なく、香りも良い。栄光酒造では完熟した梅を洗うことから行い、本格焼酎の『媛囃子(ひめばやし)』に1年ほど漬け込んでいる。できあがった梅酒は、七折小梅同様に香りが高い。甘味は強いものの、完熟の実を使用しているため、上品な味わいになっている。着色料、香料、酸味料は無添加なので、体にいい梅酒である。
七折小梅梅酒をつくるきっかけは、栄光酒造の実績と経験を見込んだ地元テレビ局が当時の七折小梅の組合長に話をしたことから。清水さんは「愛媛県のもので、特徴のあるものを使えないかというのが始まりです」と言う。梅酒製造のパイオニア的な存在であることに甘んじることなく、こだわり抜いてつくってきた。なんとも、ぜいたくな梅酒である。
七折小梅は品質の高さから「青いダイヤ」とも呼ばれており、種が小さく、果肉が多いのが特徴。酸っぱさが少なく、香りも良い。栄光酒造では完熟した梅を洗うことから行い、本格焼酎の『媛囃子(ひめばやし)』に1年ほど漬け込んでいる。できあがった梅酒は、七折小梅同様に香りが高い。甘味は強いものの、完熟の実を使用しているため、上品な味わいになっている。着色料、香料、酸味料は無添加なので、体にいい梅酒である。
七折小梅梅酒をつくるきっかけは、栄光酒造の実績と経験を見込んだ地元テレビ局が当時の七折小梅の組合長に話をしたことから。清水さんは「愛媛県のもので、特徴のあるものを使えないかというのが始まりです」と言う。梅酒製造のパイオニア的な存在であることに甘んじることなく、こだわり抜いてつくってきた。なんとも、ぜいたくな梅酒である。
ここに注目! |
冷蔵庫で1時間ほど冷やしてストレートで飲むと、豊かな香りとフルーティー感を楽しめる。氷を入れてのオンザロックもおすすめ。 |
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商品データ | 七折小梅、本格米焼酎、砂糖 |
店舗名 | 栄光酒造株式会社 |
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住所 | 愛媛県松山市溝辺町甲443 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 日曜日 |
TEL | 089-977-0964 |
FAX | 089-977-5413 |
URL | http://www.eikoo.com/ |
その他 | 伊予鉄道・道後温泉駅から車で10分 |
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