里山隊
スイーツ
冬のかき氷シリーズ (内子町)
あえて冬にかき氷のワケ
内子町は山里と古い町並みが共生する魅力ある町だ。時代劇に出てくるような浅黄色と白漆喰(しっくい)の大塀やなまこ壁の建物が続く「八日市の街並み」は、タイムスリップして時間のすき間に迷い込んだかのように感じる。同地からすぐ近くに『町の駅nanze』はある。古い町並みのなかでも違和感がない、浅黄色の和風の建物だ。ここの『冬のかき氷』がオススメと聞いた。
冬のかき氷とはなんだろう? かき氷は夏の風物詩だと思っていたので、この問いが脳裏をよぎる。みかんや伊予柑など冬が旬の柑橘系の果物をタイムリーに味わえるかき氷がnanze自慢の冬のかき氷だ。
冬のかき氷は雪のように淡い氷に、果物の形がうっすら残る甘い蜜がかかったもの。夏のかき氷とはいささかイメージが違う。夏の屋台や夜店で食べるかき氷は、じゃりじゃりした粗い舌ざわりがするものだが、こちらの氷は空気をたくさん含み、きめの細かい軽い感触。舌にのせるとすぐ溶けてしまうはかなさだ。
冬のかき氷とはなんだろう? かき氷は夏の風物詩だと思っていたので、この問いが脳裏をよぎる。みかんや伊予柑など冬が旬の柑橘系の果物をタイムリーに味わえるかき氷がnanze自慢の冬のかき氷だ。
冬のかき氷は雪のように淡い氷に、果物の形がうっすら残る甘い蜜がかかったもの。夏のかき氷とはいささかイメージが違う。夏の屋台や夜店で食べるかき氷は、じゃりじゃりした粗い舌ざわりがするものだが、こちらの氷は空気をたくさん含み、きめの細かい軽い感触。舌にのせるとすぐ溶けてしまうはかなさだ。
「メイドイン内子」の発信地になりたい
内子は果物の町。クオリティの高い多種多様のフルーツがたわわに実る。シロップは、この内子産の果物を潤沢に使い、大洲の和菓子店と共同開発したオリジナリティあふれるもの。ここのシロップには「野村町の誰々さんの作ったイチゴで作りました」と、果物の生産者名が明記されている。販売所と農家が連携して、果物のおいしさと安全をアピールしているのだ。
冬のかき氷をプロデュースした『町の駅nanze』館長の吉良賢二さんは素材の味、匂い、自然な甘味を生かして商品開発。いかに砂糖を感じさせないか、「ピンきりのピンを使っている」という内子の果物のおいしさをいかに表現するかなど、いろいろと試行錯誤したそうだ。この努力が「生よりフレッシュだ」と評されるほどの南予初の高級かき氷につながった。
その果物の旬が終われば、そのシロップも終わり。順繰りに次の果物にシフトしていく。内子の「今」を食べてもらいたいからと、nanzeでは旬を過ぎたシロップは提供しない。内子は可能性を秘めた町。まだまだ伸びしろがある。そんな『メイドイン内子』の発信地になりたいと、吉良館長は夢を膨らませている。PRするための代表的存在として、冬のかき氷はうってつけだ。
冬のかき氷をプロデュースした『町の駅nanze』館長の吉良賢二さんは素材の味、匂い、自然な甘味を生かして商品開発。いかに砂糖を感じさせないか、「ピンきりのピンを使っている」という内子の果物のおいしさをいかに表現するかなど、いろいろと試行錯誤したそうだ。この努力が「生よりフレッシュだ」と評されるほどの南予初の高級かき氷につながった。
その果物の旬が終われば、そのシロップも終わり。順繰りに次の果物にシフトしていく。内子の「今」を食べてもらいたいからと、nanzeでは旬を過ぎたシロップは提供しない。内子は可能性を秘めた町。まだまだ伸びしろがある。そんな『メイドイン内子』の発信地になりたいと、吉良館長は夢を膨らませている。PRするための代表的存在として、冬のかき氷はうってつけだ。
ここに注目! |
「Nanze=なんぜ」とはこの地方の方言で「なあに?」という意味。輪ゴム鉄砲大会や和紙の紙飛行機造りのワークショップ、鉄道模型走行会などを開催。大人も子どもも夢中になれる企画を多数用意。 |
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商品データ | 季節の果物、砂糖他 |
店舗名 | 内子まちの駅 Nanze(ナンゼ) |
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住所 | 愛媛県喜多郡内子町内子2023 |
営業時間 | 9:30~17:00 |
定休日 | 木曜日 |
TEL | 0893-44-6440 |
FAX | |
URL | https://www.facebook.com/pages/内子まちの駅-Nanzeなんぜ/590864460934325 |
その他 | 内子駅から537メートル、駐車場あり |
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